通せんぼネットとは

通せんぼネットの特徴

POINT 01
動物たちの生態から考えられた「たるみ」

ネットは故意に「たるみ」を持たせており、これによって動物が網を持ち上げたり噛み切ったりするのを難しくしています。
ネットの裾は地面に垂らして設置し、動物が自分自身でネットを踏んでしまうため、持ち上げにくくなっています。
特に突進力の強い猪などに対しては、網を2重構造にすることで、さらに強固な防護壁を作り出し、突進時の力を分散させます。

POINT 02
軽量で誰でも簡単な取り付けが可能!!

通せんぼネットは、従来の重たく複雑な鉄製の動物防護製品に対し、軽量で簡単に設置できるのが特徴です。
このネットは特に高齢者のユーザーに優しい設計で、一人で容易に設置可能。
さらに設置しやすさや使い勝手の良さを強化しています。

POINT 03
修理が自分でも手軽にでき経済的

通せんぼネットは耐久性に非常に優れていますが、長期使用による破損は避けられません。しかし、このネットの特徴は、専門業者に依頼せずにユーザー自身で簡単に修復可能である点にあります。
修繕に必要な道具は、購入時または後から無料で提供され、糸や網を使って簡単に修理できるため、手間やコストを節約できます。

獣害対策ネットの作り方

獣害対策用樹脂ネットの作り方には、一般的には次の3種類に分類され、それぞれにデメリットがあります。
「通せんぼネット」は、網専門の加工技術を駆使し、漁師の知恵(刺し網式)で制作した3種類のデメリットを解消した製品となっております。

1)海苔網式

従来ある海苔養殖の網がベースとなるタイプ。
網目のあそびがなく、引っ張っても菱形が壊れない、ガチガチの網です。
海苔養殖のために作られた物なので、強度も専門の網より落ちます。

2)太糸式

単に端に太いロープを入れただけ。
故に、引っ張ると目が開いてしまい、菱形が壊れてしまいます。

3)防鳥網式

網目にロープを通して広げるタイプ。
網を広げる人によって片寄りがあり、ネットを引っ張りすぎると下部と地面に隙間ができてしまいます。

【三友漁網式】

ロープにネットを通して、尚且つ1mおきにCリングにて固定しています。
この1m間で網目の遊びがあり、斜面ではこれ以上垂れたりズレたりせず、網を引っ張っても、1mおきに止めているので、ネットの張り過ぎがなく、綺麗に広がります。
万が一、長さが少し足りなかったり長過ぎた場合、網を止めているリングを3つ位外し調整することができます。
様々な場面、用途の応用は効く、非常に利便性の高い網になります。