
2021/04/01
税込表示のお知らせ2021/01/12
大雪、大丈夫ですか?2020/12/17
年末年始のお知らせ
「丹精込めて育ててきた農作物が、イノシシに荒らされていた」
「大切な池の鯉が鳥のエサになってしまっている」
「動物が急に道路に飛び出して事故が多い」
いわゆる【害獣】と言われている自然動物たちの
被害に悩まされる声は、全国の山間部で生活する多くの
方々共通の意見です。
三友漁網は元々、魚用の漁業網を生産する網屋でした。
「魚を捕まえる網なら、丈夫で長持ちで、
猪や猿、鹿、鳥…そんな動物からの被害の対策としても十分な
力を発揮するんじゃないか」
そんな現場の声・近所の友人たちの応援で、愛媛の田舎から
「鳥獣害対策網」である【通せんぼネット】は完成しました。
生産者の笑顔が私たちの喜びです。
鳥や獣の大きさや生態に合わせて、網の求められる強さや耐久年数、
重さや価格を考え製品としました。
北は、北海道。南は、沖縄までお送りしています。
通せんぼネットの特徴

網ならではの特性を生かし、独特の「たるみ」 を持たせている通せんぼネットは、長めかつ、よりたるみの出やすいゆるやかな構造になっており、裾を地面に垂らした状態で設置します。
網を地面に垂らすことで、動物たちがネットを持ち上げようとしても、自分で踏んでいるため持ち上げることが出来ないという、単純ながらもその生態を上手く利用した、通常の網よりもさらに通りにくい防護網になっています。
更に、突進力の強い猪対策では網を2重構造にしてその効果を上げ、より強固な防護壁をつくりだします。
普通はしっかり張る動物対策の被害除けネットですが、この「通せんぼネット」はわざとたるみを持たせることで、動物が網を噛み切ろうとしても、網の一点に力がかからず噛み切りにくい構造になっています。
また、同様の理由から突進した際の力も分散されます。
自然動物たちの被害に対して設置する罠や防護壁は、もともと強固さをより高めるために丈夫な鉄製のものが主流でした。
しかし、重たい鉄製の製品は構造が複雑で、1つ設置するのもかなりの重労働となり、少ない人数で設置することはなかなか難しいという難点がありました。
更に、現在実際に三友漁網の網をご利用の個人のお客様のほとんどが50歳以上、これから年を重ねるにつれ、重たい仕掛けは無理が発生してきます。
通せんぼネットは、まず網という事もあり1人で設置できるほど非常に軽量であること、そして誰でも簡単に設置できるような構造になっていることがポイントです。
ご購入のお客様には、三友漁網からご説明を詳しく行わさせていただくと共に、いつでもご覧いただけるように設置方法を動画として配信しています。

通常、こういった罠や対策物は一度壊れてしまうと使い物にならなくなったり修理に出さなくてはならない大がかりな物だったりする、ある種消耗品であると言えます。
通せんぼネットも、長く設置をしていると実際に破れてしまう事や噛み切られてしまうことはどうしても避けられません。
しかし、その際に専門業者に頼んだり、新しい網を買い替えたりする手間を省くことができます。
なぜなら、それは網の修復をご自身で行っていただくことが可能だからです。
網の修理は、糸や網さえあれば思いのほか簡単に行うことができます。
修繕道具はご希望の方にご購入の際や後からご連絡いただけましたら「無料」で、お届けしております。ご希望の際には是非こちらの修繕道具を一緒に買い物カゴに入れてください。
他の自然動物対策との違い
トタン板
- ・主に猪に使用
- ・下部や繋ぎ目に隙間
を作らない
- ・重い
- ・斜面での設置が困難
金網フェンス
- ・猪、鹿用
- ・下からの侵入に注意
- ・重い
- ・斜面での設置が困難
ワイヤーメッシュ
- ・猪は上部を折り返す
と侵入防止効果が増す - ・鹿の場合2m位の高さ
が必要。
- ・重い
- ・斜面での設置が困難
- ・猪は上部を折り返す
-
ネット(網)
- ・侵入方向にネットを
垂らし猪鹿を防ぐ - ・軽くて設置が容易
- ・自由な調整が
効きやすい
- ・獣による
噛み切がある
- ・侵入方向にネットを
対策素材は、その目的により使い分けることが一番ですが、網の利点としてはやはり「加工しやすい」「設置が非常 に楽である」ということです。更に言えば、通せんぼネットは漁業に利用されるような丈夫な網です。
設置の際、他の網と違い、ものに引っ掛け破れたりすることはほとんどありません。
耐久性抜群で、耐用年数も他の網と比べ、約10年と圧倒的に長いため、面倒な設置作業が一度で済み、経済的です。



