通せんぼネットとは

イノシシ、シカ、サル、鳥などの自然動物からの被害に悩まされていませんか?

害獣たちから大切な農作物を守る「通せんぼネット」は、誰もが簡単に設置できるように研究された防護網です。

鳥や獣の大きさや生態に合わせて、網の求められる強さや耐久年数、重さや価格を考え製品としました。

愛媛の田舎から、現場の声で鳥獣害対策が始まりました。

生産者の笑顔が私たちの喜びです。

北は北海道。南は沖縄までお送りしています。

「とおせんぼネット」が選ばれる理由

全国の行政機関、森林組合、国有林管理署などからのご依頼が多数あり

全農・森林組合・国有林森林管理署・都道府県機関・市町村役場・企業・NPO法人 

など多数のお客様にご利用いただいています。

網の専門家がホンキで考えた、耐久性の高さと使いやすさを両立したネット

網ならではの特性を生かし、独特の「たるみ」 を持たせている通せんぼネットは、長めかつ、よりたるみの出やすいゆるやかな構造になっており、裾を地面に垂らした状態で設置します。

安心の修理サービス

製品につきましては、いつも万全を心がけておりますが、さらに安心してご利用いただくため、他にない「安心の修理サービス」を行っております。

人気商品のご紹介

イノシシ通せんぼ

価格:4,180円

二重網にすることでより複雑にし、侵入をより困難にします。
イノシシ通せんぼは二重網にすることで複雑になっており、猪が侵入することをより困難にします。

シカ通せんぼ

価格:4,180円~

網を高く設置し、裾を垂らして下からの侵入を防ぐ。
鹿は、最大1.8mジャンプすると言われています。
よって、それ以上にネットの高さを張って下さい。
余ったネットは外側に垂らします。
鹿に限らず、獣はまず下からの進入を心がけます。

サル通せんぼ

価格:5,900円

サルにとって単線の網は嚙み切りにくい様です。
サル対策にテグスネットを使うようになったのは、 私たちが考えました。
撚った糸の網だとサルは、手を使い、糸の撚りをほぐして噛み切りました。

【鳥用】黒色強力防鳥網

価格:8,900円~

「丈夫で長持ちする網が欲しい。」この網は、柑橘生産者の要望で生まれました。
糸の太さが、従来の<青色>強力防鳥網(防鳥ネット)2.5倍。
設置の際、ものに引っ掛け破れたりすることは、ほとんどありません。

【鳥用】青色防鳥網

価格:5,700円~

糸の太さは、1000dの防鳥網です。(青色は細い800dもあります)
軽量で手軽にお求めいただけます。
耐久性は、3年から5年です。

防球ネット

価格:お問い合わせください

防球ネットご希望の方はお問い合わせください。

良くあるご質問

イノシシについて
イノシシの力がとても強いので、網で大丈夫なのか心配です。

網の良いところは、柔軟性があるため力が分散することです。
逆に、トタンなどを設置することによって破られたりトタンが倒れて大切な作物を傷めてしまうこともあります。
更に、通せんぼネットでは二重網にすることで、より複雑になり、侵入することをより困難にしています。

イノシシ被害に遭いやすいのはどのような場所ですか?
また、対策のポイントを教えてください。

残念なことに、イノシシは捕獲だけでは被害は減りません。
環境を変化させることがとても大切で、安心して手に入る餌を減らしたりすることが重要です。
臭い、忌避剤などの対策もありますが、その場合効果は一時的(短期勝負・収穫前など利用)になってしまうため、対策資材で守るのが効果的です。
またイノシシは、自分の姿を隠すことができる耕作放棄地を好んで通行するため、耕作放棄地に近い農地が被害に遭う傾向にあります。

シカについて
シカ通せんぼの他社製品との一番の違いは何ですか?

一番は、加工の仕方の違いです。
1m間隔に留めているので、一目一目留めているものとは違い、負荷がかかったとき、力が分散され、破損しにくくなります。
シカの特徴はジャンプ力です。2mは高さが必要になります。
網自体の高さは2m以上に作っているので、余った裾の網は折り返し下からの侵入を防ぎます。
また、足元に網があることによってシカは嫌がります。

シカならではの注意点はありますか?

シカは森林内で出没することが多いです。
林地の場合、監視の目が行き届きにくいので、あらかじめ倒木や落石などの危険性のある個所は工夫が必要になります。設置場所については、以下のような注意事項があります。
(1) 平地・・・網が風に吹かれないように注意してください。
(2) 傾斜地・・・上から下、側面からの侵入に注意してください。
(3) 道のそば・・・ 垂らした網が車などにかからないように注意してください。
(4) 山の中・・・雑草に注意してください。
(5) 川のそば・・・水量が増した時、土砂などが網に引っ掛からないように注意してください。
(6) 通学路の近く・・・垂らした網が通学児童の足にかからないように注意してください。
地形については、詳しい情報をお問い合わせいただければいつでもアドバイスさせていただきますので、お気軽にご連絡下さい。

網を垂らすことによって、どのような効果がありますか?
また、設置した網がよく動いて不安定な気がしますが、これで大丈夫ですか?

シカは網があると、くぐったり、噛み切ったりして侵入してこようとします。
網の裾を地面にたらすことで、シカは自分の足で網を踏みつけることになり、網をめくり上げることができなくなります。また、通せんぼネットは、予め大きく動くように設計してあります。
噛み切ろうとしても大きく動いてしまうため、容易には噛み切れないように工夫が施してあります。

シカ通せんぼはいろいろ種類があるようですが違いを教えてください。

シカ通せんぼには以下のような種類を用意しています。
■シカ通せんぼ (通常、農業や民有林など)
※足摺宇和海国立公園 篠山の鹿対策では6cm目を使用。
※現在も設置使用中。
■ステンレス入り (九州の国有林・県有林など)
網にステンレスを織り込むことで、噛み切りにくく、強度を上げています。
金属のため、落雷にはご注意ください。
※2010年末、大分・熊本にて使用。
■ダイニーマー入り (四国の国有林・集落営農など)
独自の強い繊維を利用した網になります。
ステンレスの様に落雷の心配はありませんが、特別な技術を使っているため、高価格になります。
※ウサギ対策も併用した場合は、網目3.7cm目。
※高知県にて実績。

サルについて
サル対策の効果はありますか?

四国地域野生鳥獣対策連絡協議会にて、農業指導班における現地検討会・「猿落君」設置効果実証を行われました。

被害の多い地域で、短期的を検証。

追い払いナシ、モモ園でのサル被害対策。

場所:被害レベル3から4

・過去3年間サルの食害を受けており、対策は講じていなかった。餌場としての認識が高く、山林に接していて人の気配は少ない。結果(初期設定後、補修や改良は加えずそのままの状態。あくまでも簡易な方法)
・対象区(何もしていないところ)と同様10回侵入される。
・侵入方法は、ネットの食い破り、すり抜け、柵超えの3パターン。
・被害は、果実への食害および枝折り。多雨による灰星病・シンクイムシ等の被害もある。
・ダンポールの折損ダンポール上部に網を固定した結束バンドを大きく落とされ95%の被害。
・園地への侵入痕跡は、山に近い樹は被害程度が高い。
・ネット食い破りは、ハクビシン・タヌキによる被害であった。

対象区100%の被害VS「猿落君」設置園40%の被害

サル対策の注意点は?

試験設置の為、改良加えず試験。
たえず管理・メンテナンスが必要。地域全体の取組みが不可欠。追い払い。捕獲。防護柵。
この3つを基準に対策に取り組む。

猿落君(えんらくくん)とは?

猿落君(えんらくくん)とは、奈良県果樹試験場の井上氏が考えた猿対策用ネットの設置方法です。
トンネル栽培に使用する弾性ポール2本を使用し、猿が昇ろうとしたとき、支柱がしなるので手前に落ちてしまうという形です。
不安定なので登ろうとしても落ちてしまうということです。
現在は、「ひさし型」「ぼんぼり型」「おうみ猿落君」や「電気柵との併用の猿落君」など、さらに工夫を凝らしています。
初期的段階の猿対策には、安価で効果的です。
被害状況に応じて、工夫してください。

鳥について
鳥対策で、誤った対策をしていることが多いと聞きましたが、
当たり前だと思っていることで誤った対策があれば教えてください。

鳥に関しては、誤った認識がされていることがよくあります。
以下の内容については、誤った認識です、注意してください。
× 本能的に嫌がる刺激を使えば鳥は慣れない
× 鳥は人より目や耳がいい
× 鳥が嫌う色がある
× 鳥は磁力で方位を決めているから磁石で方向感覚を失う
× 鳥にはなわばりがあって自由に飛びまわれない
× 山の環境が悪くなって鳥害が増えている
× 設置したら被害が減ったので有効な防鳥対策である

建物に侵入してくる鳥が多く困っています。
農地以外にも利用できますか?

もちろん、農地以外にもご利用いただけます。
実際に、学校やマンションなどにもご利用いただくことが増えており、お喜びの声をいただいています。
建物用には、網の貼りやすい「角目網(四角になった網)」をご案内しています。
サイズなども、お客様によってことなりますので、オーダーで承っております、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
設置の際は、隙間を開けないようにするのがポイントです。結束バンドワイヤーなど利用して、簡易に設置することができます。

私の畑はひよどりの被害が多く困っています。
鳥のサイズが漠然としか分からないのですが教えてもらえますか?

鳥に合わせたサイズの一覧を作成しましたのでご確認ください。
■網目2cm 【鳥の大きさ15cmくらい対象】
スズメ・キビタキ・ジョウビタキ・ヤマガラ・シジュウカラ・カワラヒワ・ ウグイス・カシラダカ・コゲラ・ホオジロ・コチドリ・オオルリ・サンコウチョウ・ツバメ ヒバリ・カワセミ・シメ オオヨシキリ・モズ・イソシギ・キセキレイ・イカルチドリ・セグロセキレイ・ハクセキレイ・イカル

■網目3cm 【鳥の大きさ30cmくらい対象】
ヒヨドリ・キジバト・アカゲラ・ムクドリ・ツグミ・カイツブリ・コジュケイ・アオバズク・タゲリ・カケス

■網目5cm 【鳥の大きさ50cmくらい対象】
ハシボソガラス・ハシブトガラス・オナガ・コガモ・サンコウチョウ・ユリカモメ・フクロウ・アマサギ・オオタカ・ゴイサギ・トビ・マガモ・カルガモ・オナガガモ・コサギ・キジ・カワウ・ダイサギ・アオサギ

青色防鳥網の耐久性はどのくらいでしょうか?

3年から5年の耐久性を持っております。

網の取扱いについて
崖下の田畑の柵の設置についてどうしたらよいのですか?

a.崖の上にネットを張る。
b.崖の下なら網を出来るだけ高くし、飛込みを防ぐ。
c.崖から距離をおいて網を張る。これは、網に限らず、電気柵・トタンにおいても同様です。崖の上に設置するのが理想ですが、
土地の所有権など難しい問題がどこもあるようです。

その他
獣害対策ネットとは

ネットを獣対策に利用するきっかけは、簡単に設置できることや風の抵抗を受けないことから、農業をされている方は自然に発生したものだと思います。
私たちも地元の農業者の方が、イノシシ対策に網を買いに来られたのがきっかけで、漁網会社としての知恵を獣害対策ネットという形にしていったところです。
魚と違う獣の生態や海と陸との違いを学びました。

被害対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

トタン :  壁を作り、目隠しをします。風に弱い。
電気柵 :  電気ショックによる学習効果です。草刈などの管理が必要です。
ネット :  安価で対応しやすい。噛み切がある。
金 網 :  丈夫で長持ち。設備投資が必要。
以上、一長一短あります。

トタンとネット、電気柵とネットといったように複合的にお使いになる方法もあります。

被害防止計画の作成の仕方は

計画については、各地方局や県・市町村で、資料がたくさん作られていますので、参考にしてください。
私たちは、鳥獣対策ネットの会社として、皆さんの参考になるように、そしてお役にたてることを願っております。

どこがホームセンターなどで売っている獣害対策ネットと違うのですか

もともと、ホームセンターで販売している網は、安く流通するために、大量に生産しています。
よって、規格はある時期からある程度固定されています。
私たちは、絶えず改良をかさねニーズに合った商品作りに心がけています。

耐用年数について、どれだけもちますか?

・イノシシ、シカ用 10年
・サル用(丈夫なサル通せんぼ) 5年
・強力黒色防鳥網 10年

実際設置しているもので、イノシシ、シカ用(同じ繊維)で、11年経過、継続使用中です。

サル用は、以前はテグス糸の網を使用していたため、耐用年数2年でした。
現在、防鳥網で使用している糸(ポリエチレン単線)に変更、耐用年数は、実際設置しているもので10年目を迎えています。

イノシシ・シカ・サルにおいて、実際使用しているもので判断、ご報告させていただいております。

管理についてどのような対応をしてもらえますか?

アフターフォローとして、どの網をご購入のお客さまにも「補修網・糸の提供」を行っています。
運賃をご負担いただけましたら、ある程度のものでしたら、無償にて修理もいたします。
お電話での対応なども行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

メディア紹介

日付掲載履歴
平成11年7月5日日本農業新聞 特用林産物の獣害  サル通せんぼ掲載
平成12年愛媛新聞 掲載 経営プラザ 会社紹介
平成13年愛媛県商工会連合会 商工だより 会社紹介
平成15年4月 5日日本農業新聞 掲載
平成16年11月25日NHK「ご近所の底力」出演 (愛媛にはTake2が取材に!)
平成18年8月15日FMえひめ 「えひめまるごと15分」
平成19年8月1日日本農業新聞 掲載 えひめ版
平成22年5月3日愛媛新聞 掲載 「ザ・うれすじ」

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